ほとんどの人がやっていない「本当に正しいマネ方」
こんにちは!
SCアカデミーの齋藤です。
今回はほとんどの人ができていない「正しいマネ方」についてお話をしていこうと思います。
ちゃんとマネできていますか?
まず、勉強が苦手な人はほぼ間違いなく「正しくマネする」ことができていません。
(否定から入ってごめんなさい^^;)
いや、そんなことないよ!
と思われるかもしれないですが、よく思い出してみてください。
学校の先生が黒板に書いていることをしっかりと「再現」できていますか?
いつの間にか「自分流」「我流」になっていませんか?
マネしたはずなのに失敗しちゃった
ネットなどでお料理のレシピを探してお料理をしたことはありますか?
思ったとおりに作ることができましたか?
おそらく失敗したことのある方は少なくないかと思います。
ちょっと失敗したときのことを思い出してみてください。
どうですか?
めんどくさそうな工程を意図的に省略したりしていませんでしたか?
ここがポイント!
玉ねぎがアメ色になるまでじっくりと弱火で炒めてください。
(これを省略するとコクがでません!!)
みたいなポイントを
「意外と時間かかるなー。こんなもんでいいかな、、、」
みたいに面倒なポイントを省略したりしてませんでしたか?
マネは「やり方」と「意図」が大切
上のお料理の例では、「玉ねぎを炒める」という「工程=やり方」は守っています。
しかし、「コクを出したいから、アメ色になるまで弱火で炒めよう」という、レシピを作った側の「気持ち=意図」を無視していますよね。
お料理で例えましたが、勉強でも同じです。
「やり方」をただマネしても、成績は思うように伸びていきません。
勉強をできるようにするには、「やり方」だけでなく、なぜその解き方をするのかといった
「意図」
までしっかりとマネをする必要があります。
意図を意識すると応用が効く
意図を意識することで応用が効くようになります。
またお料理の例で考えてみようと思います。
野菜炒めを
・キャベツ
・にんじん
・ぶた肉
を使って作るとします。
炒め方の手順は
「ぶた肉」→「にんじん」→「キャベツ」
です。
これだけを覚えた人は
・玉ねぎ
・チンゲン菜
・ぶた肉
で野菜炒めを作ってくださいと言われたら、どうしよ、、、となってしまいますよね。
でも、
野菜炒めを作るときは
「魚・肉 → 根菜 → 葉物野菜」
のように火の通りにくいものから順に炒めてください。
と野菜炒めを作るときの「心がけ=意図」も覚えていれば、
「ぶた肉」→「玉ねぎ」→「チンゲン菜」
と炒めればいいんだな!
と応用が効きますね。
勉強でも同じです。
意図をしっかりと覚えてマネすれば、本当の意味で正しく問題を解くことができますし
、応用も効きます。
良い事だらけですね。
正しいマネの仕方
いままでお料理で例を出してきましたが、今度は具体的に学校の勉強をどうやって正しくマネしていくかについてお話していこうと思います。
大切なポイントはたったの2つです。
とっても重要なので、しっかりと読んでくださいね!
マネする対象をしっかりと見る
学校の先生の「解き方」や「意図」を授業でしっかりとキャッチしてください。
これが適当だとマネができません。
板書を写すことだけに集中せず、
①問題を解き終わるまでの流れ
②なにか変化が起こった場所
③変化が起こった原因の説明
といった3つのことを意識しながら、板書をよく見て、先生の話を聞いて理解しましょう。
板書は
・先生が説明を止めたタイミング
・問題を解き終えたタイミング
のいずれかやりやすいタイミングで写すようにしましょう。
先生の説明をメモしておくと後で見返したときにマネしやすいですよ。
必死に板書だけを写す「板書写しマシーン」にはならないように気をつけましょう。
その日のうちに解答を再現
学校が終わってお家に帰ったら、授業の内容を思い出しながら授業中に解説のあった問題を解き直しましょう。
このとき、
学校の先生が解説した通りに解答を再現してみる
ことが大切です。
解答を再現していく中で、
「あれ、これってこの後どうするんだっけ?」
と手が止まってしまったら、授業中に写したノートを見て確認をしましょう。
「解き方」だけを再現するのではなく、「なぜこうするのか」といった「意図」を意識して再現してくださいね。
正しいマネの仕方の復習
では、最後に2つのポイントをおさらいします。
・マネする対象をしっかりと見る
・その日のうちに解答を再現する
この2点をしっかりとお覚えて、今日から実践してみてくださいね!