失敗を活かす「失敗のトリセツ」
こんにちは!
塾長の齋藤です(^^)
あっという間に2021年が終わってしまいましたね、、、
2021年にやれなかったことを2022年ではどんどん挑戦していきましょうね!
前置きが長くなってしまいましたが、今回は「失敗」をテーマにお話していこうと思います。
この記事は5分で読めます。
失敗は成功のもと
「失敗は成功のもと」ということばは誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
このことばは、
☑失敗は成功につながる(ことがある)
という意味ですよね!
当然成功につながらないことも多くあります。
しかし、「失敗」に正しく向き合えば成功する、
特にこのブログの読者の皆さんの場合は、
☑成績を上げる
可能性をグッと引き上げることができます。
失敗を恐れない
まず大前提として、失敗を恐れないということが非常に大切です。
なんとなく「失敗は良くないこと」のような風潮が日本にはありますね。
失敗しないというのは非常に聞こえは良いですが、裏を返せば
☑たくさん挑戦していない
☑たくさん行動していない
☑たくさん問題を解いていない
ということにもなります。
勉強は失敗したからといって害があるわけではありません。
むしろ失敗を恐れて何もしないことが成功を遠ざけている害と言えますね💦
ちなみに当塾では「積極的に失敗しよう」を生徒に声がけをしていますよ。
失敗を恐れないようにする環境
失敗はよくないこと
失敗しないようにしなさい
という環境は百害あって一利なしです。(キッパリ)
こういう環境では「失敗を恐れて挑戦をしなくなる」だけでなく、失敗によって
自信を失ってしまう
ことも起こってしまいがちです。
これではますます悪い方向に向かってしまいますね。
また、勉強は一人でやるものという意識を持たれる人も多いですが、勉強は協力してくれる家族や先生、お友達もとっても重要です。
もしこの記事をご覧のお母さん、お父さんがいらっしゃっいまいしたら
「ミスをしてもいいんだよ」
というお声がけと
ミスをしても良いという雰囲気作り
をしてあげてくださいね!
失敗は分析してこそ次に生きる
ここまで散々
「失敗を恐れない!」
「ミスをしてもいいんだ!」
と書いてきましたが、失敗は
☑失敗したあとに正しく行動する
ことができてはじめて成功、つまり成績アップに繋がります。
そして、正しく行動するとは
失敗を分析すること
です。
どうして失敗してしまったのか?
と失敗の原因を考えることで、対策を立てることができ、次に同じようなミスを引き起こしにくくなります。
失敗の分析の仕方
どうして失敗してしまったのか分析しよう!
と言われても実際にどう分析していいかわからないのが本音だと思います。
(分析しようと言って分析できていたら誰も苦労はしませんね^^;)
ここでは、具体的にどう分析していくかについてお話しようと思います。
ただ、分析する項目が多すぎては実行に移しにくい思います。
ですので、次の章で誰でもできるシンプルな方法を1つお伝えしますね!
失敗の種類を分ける
失敗といってもいろんな種類があります。
・単語の意味がわからなかった
・解き方の方針を間違えた
・問題文の意味がわからなかった
・計算問題で符号を逆にした
など
これらを細かく分類しても良いのですが、長く継続してもらうには細かくて面倒な分類は返って逆効果です。
そのため、分類はシンプルに
☑用語などの単純な知識系
☑考え方などの意識系
のどちらかを意識すればOKです。
用語などの単純な知識系
「用語などの単純な知識系」といってもちょっとイメージしにくいと思いますが、ひとことでいえば、
考えても出てこない系の知識
のことです。
例えば英単語
statue
という英単語を見ながらじっくり考えて「銅像」という意味が浮かんできますか?
絶対に無理だと思います。
他にも社会や理科の用語、数学の公式などは覚えていなければどうしようもないですね。
これらの「知らなければ無理!」というものは「用語などの単純な知識系」に分類できますね。
(ちなみに、決まった解き方があるようなパターン問題も知識系に分類できますね。)
考え方などの意識系
「考え方などの意識系」は文章問題や考察問題などの他に、計算の工夫などです。
もっと細かく言えば
☑数学の文章問題(方程式など)
☑英語や国語などの読解問題
☑応用問題全般
などです。
これらは全く同じ問題がでるということは稀です。
そのため、暗記をしても効果が現れにくいものが多いですね。
分析ノートで成績アップ
失敗の分析はノートに書きながら行うことをおすすめしています。
なぜなら、頭の中で考えるよりも書きながら考えた方が良い改善策を立てやすからです。
ここでは例を出しながら分析ノートの書き方を順を追って説明していこうと思います!
ノートにページ番号をつける
ノートにはページ番号をつけましょう!
理由は調べやすくるつためです。
どう調べやすくなるかは次の章でお話しますね。
ノートに目次を作る
これは分析ノートに限らず、あらゆる科目のノートでやってもらいたですね。
ノートは見返しをしてはじめて効果を発揮します。
それなのに99%の人は見返しやすくする工夫をしていません。
見返さないと効果がないのに見返しにくいのは非常にもったいないですよ!
では、早速作り方を説明していきますが、ポイントはたったの1つだけ。
分析をノートに書いたら、そのページの日づけとページ数を目次のページに書き加えていく
だけです。
前の章でお話した「ページ番号をつける」がここで役立ちます。
シンプルですね。
これをしていくと、すぐに見返したいページを開くことができますね!
失敗の分析をノートに書く
まずは「用語などの単純な知識系」の場合から。
①日づけを書き込む
②間違えた問題をノートに書く
③間違えを分類する(知識or意識)
④正解を書き込む
(⑤間違えに対してコメントをする)
(※ここでは失敗を間違いと言い換えておきます!)
といった手順でやってみると分析しやすいと思います!
次に「考え方などの意識系」の場合を見てみましょう。
これも
①日づけを書き込む
②間違えた問題をノートに書く
③間違えを分類する(知識or意識)
④正解を書き込む
(⑤間違えに対してコメントをする)
という手順で分析していけば大丈夫です!
ただ「意識系」は「⑤間違えに対してコメントをする」を一人で行うのは難しいかもしれません。
はじめのうちは塾や学校の先生、自分より勉強が得意なお友達に質問してみてもいいかもしれませんね!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^)
では、最後に今回の内容のおさらいをしようと思います!
大切なのはこの3つ!
☑失敗を恐れない
☑失敗を恐れな環境をつくる
☑失敗は正しく分析して次に生かす
2022年は失敗を成功につなげて、最高のスタートダッシュをかけましょう😊
失敗の分析をもう一度読みたい人は分析ノートで成績アップを再度ご覧ください!