勉強時間よりももっと大切なこと
こんにちは!
塾長の齋藤です。
今回は勉強時間に関する大事なお話をしていこうと思います。
今日〇〇時間勉強する!
みなさんは
・今日は3時間勉強する
・今週は毎日5時間以上勉強する
といった予定を立てたことはありませんか?
長時間勉強をすると勉強したぞ!って感じになりますよね。
でも、その勉強時間でできるようになった問題はどれくらいですか?
勉強はどれだけ解ける問題が増えたかが大事
勉強時間はもちろん大事です。
実際にネットで調べても
〇〇高校に合格するには毎日△時間勉強しよう
毎日△時間勉強して〇〇大学に合格しました
みたいな記事を非常に良く目にしますね。
しかし、実際に大事なのは勉強時間ではなく
どれだけ解ける問題が増えたか
です。
1時間でも3時間でも10問解けるようになったのであれば、成長は単純に10問ですね。
時間目標は時間あたりの効率が落ちる
1時間に10問できる問題を増やせる人
と
3時間に10問できる問題を増やせる人
ならどちらの人が勉強の効率が良いと思いますか?
もちろん、1時間に10問できる問題を増やせる人ですよね。
勉強時間で目標を決めてしまうと、「〇時間勉強すること」が目標になってしまい、どれくらい解ける問題を増やせるかという意識が薄れてしまいます。
その結果、勉強時間は長いのに
・できるようになった問題は少ない
・問題を解くのがものすごく遅い
ということにつながってしまいます。
勉強の計画はどれくらい解くかで決める
勉強の計画は「何問解くか」で決めた方が効率が良いです。
更に、勉強時間を「制限時間」として設定して、
何時までに〇問できるようにする
今日中に絶対に△問できるようにする
と目標設定をすると、より勉強の効率が上がります。
イメージしにくい方はテスト期間中の勉強を思い出してみてください。
◯日後にテストがあって、テスト範囲はワークの50ページから70ページまで。
とにかくこの範囲の内容をテストに向けてできるようにしなければいけない。
たぶんどの方もテスト前はこういった意識がはたらくと思います。
そのため、テスト期間中の勉強はそうでない期間中の勉強よりも、テキパキとどんどん問題を解いていくことが多いと思います。
なぜなら、そうしないとテストという締切に間に合わないからです。
おすすめの勉強計画
勉強は時間ではなく、どれだけできるようにするかが大切だということがわかっていただけたでしょうか?
では、ここでは効率よく勉強を進めるためのシンプルな勉強計画の立て方を3ステップでお伝えします。
ステップ1
課題を設定する。
・問題集1冊を終わらせる
・問題集やワークを30ページ進める
といった感じです。
ステップ2
課題の終了期限を決める。
・3ヶ月後までに問題集1冊を終わらせる
・◯月△日までにワークを30ページ進める
という感じで明確な締切を設定しましょう。
ステップ3
課題を分割する。
・1週間あたり◯ページ進める
・1日あたり◯ページ進める
というように、実際に取り組みやすいように課題を小さく分けましょう。
ここまで分割したら後は実際に問題を解き進めるだけです。その際、何時までに終わらせるという締め切りを設けるとより効率よく勉強できますね。
最後に
いかがだったでしょうか?
勉強は長時間やるのではなく、どれだけできる問題を増やせたかが肝心でしたね。
この記事を読んでくださった方はぜひ今日から、時間ではなくできる問題を増やすことに主眼をおいた勉強に切り替えてくださいね!