テストで時間切れ!?原因は〇〇だった

こんにちは!

 

SCアカデミー塾長の齋藤です。

 

 

いきなりですが、テストを受け終わった後に

 

「もうちょっと時間があれば全部解けたのに」

 

という経験をしたことはありますか?

 

僕はあります^^;

しっかり対策したはずなのに時間が足りず、最後の問題までたどり着けず悔しい思いをしました。

 

さて、今回は

 

テストで時間切れになってしまう原因

 

時間切れいならないための対策

 

の2点についてお話していこうと思います。

 

 

テストに不可欠なふたつの力

 

まずテストで得点をとるにはこの公式を押さえておく必要があります。

 

(テストの得点)=(正確に解答する力)×(速く問題を処理する力)×100

 

「なんか難しそうな公式が出てきたな」と思われた方

 

公式の意味とそれぞれの要素について、これからしっかりと噛み砕いて説明していくので安心してください(^^)

 

公式の意味

上で紹介した

(テストの得点)=(正確に解答する力)×(速く問題を処理する力)×100

という公式は、

 

✅ 正確に解答する力

✅ 速く問題を処理する力

 

がそれぞれ掛け算でつながっています。

 

実はこれが非常に大切なポイントです。

 

掛け算にはどちらか一方だけが良くても、もう一方が低ければ全体的に低くなってしまうという性質があります。

 

イメージしにくい方は下の例を見てみてください。

 

制限時間が1時間で60問の問題が出題されるテストがあります。

AくんとBくんの2人がテストを受けます。

 

【Aくん】

・1分間に1問解答できる

速く問題を処理する力:100%

 

【Bくん】

・2分間に1問解答できる

速く問題を処理する力:50%

 

この2人は「解いた問題はすべて正解できる」=「正確に解答する力:100%」とします。

 

結果はどうなるでしょうか?

 

 

【結果】

Aくん:100

Bくん:50

f:id:shotanAcademy:20220217000956p:plain



どちらも正確に解答する力は同じで「100%」でしたが、得点が大きく開きましたね。

 

つまり、Aくんのように

 

✅ 正確に解答する力

✅ 速く問題を処理する力

 

両方がしっかりと揃っていないと良い点数をとることはできないということです。

 

では、次の章でそれぞれの力の伸ばし方を簡単に説明していきます。

 

正確に解答する力

 

正確に解答する力は、

 

①問題の解き方や仕組みを理解する

②理解した解き方で練習する

【ゴール】解答を見ずに解ける

 

というプロセスを踏むことで身につきます。

 

「①問題の解き方や仕組みを理解する」の段階で「問題を解けるようになった」と錯覚してしまう方が非常に多いです。

 

塾に相談に来られる生徒の大半はこの①の段階で満足してしまっています

いやー、とにかくほんとに多いです(泣)

 

✅ 解答を見ずに解ける

 

この段階までは絶対に勉強をやめてしまってはダメです。

この段階までこないとできるようになってないですからね!

 

 

速く問題を処理する力

 

この力を意識して伸ばそうをしている方はかなり少ないと思います。

 

この力は、

 

✅ 制限時間を設けて問題を解く

 

という練習をしてはじめて身につきます。

 

とはいえ、問題を解ける状態になっていないとこの練習をしてもあまり効果的ではないです。

 

ですので、まずは正確に問題を解けるようにしましょうね。

 

ちなみに、これは「正確に解答する力」に比べて個人差が出やすいです。

 

なかなかできるようにならなくても焦る必要はありません。

 

何度も練習を積み重ねていけば確実に速く処理できるようになりますよ。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

テストが終わったばかりの方は思い当たるフシがかなりあるのではないでしょうか?

 

保護者の方もお子様のテストの結果が思わしくない場合は、

✅ 正確に解答する力

✅ 速く問題を処理する力

を意識してテスト対策ができていたかどうか確認してみてください。

 

さて、いつもの通り最後に重要なポイントをまとめていこうと思います!

 

重要なポイントはたった1つ、

 

(テストの得点)=(正確に解答する力)×(速く問題を処理する力)×100

 

という公式をしっかりと意識してテスト対策をするということです。

 

ちなみに、この公式はテスト後の振り返りにも使えます。

どの要素がかけていたのか?を考えるとより正確に原因分析を行うことができますよ。

 

各要素については、

をご参照ください!

 

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます(^^)

 

次回もしっかりとみなさまの勉強に役立つ内容をお伝えしていきますので、楽しみにしていてくださいね!