どう質問していいかわからない方へ
こんにちは!
SCアカデミーの齋藤です。
今回は、勉強が苦手な人ができていない「質問の仕方」についてお話をしていこうと
思います。
質問するのって難しい
「どう質問していいかわからない」
と思ってわからないところがあるのに質問をやめてしまったことってありませんか?
実は私も学生の頃はこんな悩みを抱えていました^^;
どう質問していいかわからない状態は主に
①うまく説明できる自信がない
②わからないところがわからない
という2つの原因があると考えています。
①うまく説明できる自信がない
まず大前提として、うまく説明する必要は一切ありません。
うまく伝えられないのなら、
☑途中式を見せる
☑図やグラフの書き込みを見せる
などの工夫をして、「どう考えたのか」という道筋をしっかり見せれば、説明は下手でも相手はどこでつまずいたのかを理解してくれます。
しかし、科目によっては途中式だったり考えた過程を見せにくいものもあると思います。
そこで、こうすれば伝わるという質問の仕方を紹介したいと思います。
伝わる質問の3ステップ
勉強が苦手な人向けのステップですので、少し難し目の問題に対する質問をする場合はステップ4までみてみてください。
ステップ1
解説を丁寧に読んで、「わかるところ」と「わからないところ」をはっきりさせる。
ステップ2
わかったところまでを伝える。
例
〇〇までは解説を読んで理解できました。
ステップ3
わからないところをつたえる。
例
この式の次の式が、どうしてこの形になるのかがわかりません。
これだけです。
解説を読んで、「わかる」と「わからない」に分け、例のように伝えることができれば、下手な説明でも回答する側は
「ここまではわかっていて、ここからわからなくなったんだな」
と理解できます。
ステップ4
自分がどう考えて間違えてしまったのかを伝える。
例
この問題は〇〇だと思って、こうやって解いてみたのですが、できませんでした。この考え方自体が間違っていますか?
やや難易度が高めですが、自分の考え方を使えるとより具体的な解答が返って来て、より深い学びを得ることができますね。
②わからないところがわからない
わからないところがわからない状態はたいてい、
1,新しい分野の勉強をしている
2.前の学年(分野)の内容が抜けている
3.問題の難易度が高すぎる
この3つうちのどれかの状態に分けられます。
更にこの中で最も大きな原因となっているのが、2の「前の学年(分野)の内容が抜けている」です。
たいていの問題は、今までに学習した内容が前提となってできています。
そのため、今までに学習した内容になにかしらの抜けがあると
「今学習している内容がわからないのか」
それとも、
「今までに学習した内容がわからないのか」
を自分で正確に判断できなくなってしまいます。
こうなると自分の力だけで解消するのは難しくなってしまいます。
②を解決する方法
塾や家庭教師に相談した方が早く解決します。
②の状態は何を勉強しているかさえもわかっていない状態に近いです。
正直かなり学習が遅れている可能性が高いので、誰かから学習サポート受けることを考えてみてください。
学習の段階が進んでくれば、どこがわかってどこがわからないのかを理解できるようになり、
「わからない」→「質問」→「復習」
という勉強のサイクルを回せるようになりますよ!
最後に
いかがだったでしょうか。
質問は勉強を前に進めるためにとても重要です。
しっかりと正しい質問の仕方を身につけて、成績アップを目指しましょう!!