お絵かきから学ぶ受験で大切な2つの視点
こんにちは!
SCアカデミーの齋藤です。
お絵かきしたことがない人っていますか?
多分いないですよね^^;
そんな誰でもしたことのあるお絵かきから、勉強でとっても大切な2つの視点を知ってもらおうと思います。
いきなり毛先から描くはいない
自画像って中学校や小学校で描かされましたよね。
自画像でなくとも、人の絵は誰でも書いたことがあると思います。
そのとき、みなさんならどこから描き始めますか?
毛先ですか?
輪郭からですか?
たいていの方は
✅ 人物の輪郭や全体を大まかに描く
⬇
✅ 細部を描く
といった手順で描き進めて行くと思います。
いや、毛先から描く訳ないよ(笑)
と思った方、なぜ毛先からではだめなのか理由を考えてみてください。
細部から描くとバランスが崩れる
細部に夢中になってしまうと、絵全体のバランスが崩れてしまうことが少なくありません。
バランスが良くない例
バランス崩れると、どんなにうまく毛先や目、鼻を描けても、上手な絵には見えませんよね。
バランスが良い例
勉強でも「全体視点」と「細部視点」
お絵かきの例から、
「全体」➡「細部」
という順に取り掛かると絵がうまく描けるということがなんとなくでも理解できたかと思います。
実は勉強でも「全体」と「細部」の視点は非常に大切です。
「全体」と「細部」をもう少しわかりやすい言葉に置き換えると
✅ 全体視点
⇒スタートからゴールまでの流れ
✅ 細部視点
⇒目の前の課題
とすることができます。
できるようにしたい内容の全体像を掴んでから実際にやるべき課題に取り組んだ方が効率よく勉強を進めることができます。
今取り組んでいる課題が全体のどこらへんなのか?
正しくゴールに向かっているのか?
これらは
✅ 全体視点
✅ 細部視点
を意識していないとできないことです。
ただ、これだけではイメージしにくいと思いますので、次の章ではもう少しわかりやすく説明していこうと思います。
細部と全体のバランスが大事
細部だけに偏るとは、目的を忘れ目の前のことしか見えない状態になるということです。
板書をノートに写し取っているときを思い出してみてください。
ノートを取る目的は
✅ 授業内容を記録して
✅ 復習をしやすいようにしたり
✅ 単元の概要を知る
ということが多いと思います。
しかし、ノートを取っているうちに
・丁寧に時間をかけてキレイに
・カラフルにして可愛く
など、本来の目的からかけ離れたことをしてしまった経験は誰でもあると思います。
更にこの減少は、ゴールが先にあればあるほど起こりやすくなります。
具体的には、
✅ 高校入試
✅ 大学入試
です。
これらは半年間や1年間、2年間などかなりの期間の勉強が必要です。
こういった長期的な勉強が必要な試験には
✅ 全体を見る視点
✅ 細部見る視点
をバランス良く使い分ける必要がありますね。
バランス良く2つの視点を使うコツ
はじめに結論を言うと
①予定を立てる(全体視点)
②予定の通りに実行する(細部視点)
③ふりかえりをする(全体視点)
をすればバランス良く2つの視点を使いこなすことができます。
2つの視点を両立させようをすると失敗してしまうので、
ある程度進んだら振り返る
というように2つの視点を交互に使うようにしましょう。
まとめ
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。
最後に今回の内容を振り返っていこうと思います。
大事なポイントはたった一つ!
「全体視点」と「細部視点」をバランス良く使い分けることで、勉強ややりたいことを効率良く進めることができる
ということです。
ぜひみなさんも勉強や何ややりたいことをする際には、この2つの視点を意識して取り組むようにしてみてください!