2022年度版!志望校に合格した先輩たちの3つの共通点
こんにちは!
SCアカデミーの齋藤です(^^)
大学受験も高校受験も一段落し、やっとゆっくりとブログを書くことができています。
新3年生はこれから受験生になり受験勉強に精一杯取り組むことになりますね。
そんなこれから受験を迎える方向けに、応援の意味を込めて
第一志望校に見事合格した生徒たちに共通している3つの特徴
についてお話していこうと思います。
就寝時間が一定
これは合格した生徒全員に当てはまることだと思います。
逆に言えば、第一志望に合格できない人は
就寝時間が不安定です。
学生で登校時間が決まっているので、起きる時間が変わるということはまずありません。
起きる時間が変わらないのに寝る時間が変わるということは睡眠時間が短かったり、長かったりと不安定になり、寝不足の原因になりますね。
睡眠は脳の働きに大きく影響します。
睡眠不足が続けば脳の機能は低下し、勉強の効率が下がってしまいます。
就寝時間を一定にして、しっかりと一定の睡眠時間をとれば、毎回安定して効率よく勉強できます。
できていなかったな、、、
と思った人は、早速今日から就寝時間を一定にするようにしましょう。
ちなみに、人によって何時間寝るのが良いかは変わってきますので、自分に合う睡眠時間を見つけてみてくださいね!
アドバイスを素直に聞く
よく耳にすることだとは思いますが、アドバイスを素直に聞く謙虚さは受験において非常に大切です。
しっかりと成果を上げる人は、すぐにアドバイスどおりにミスを修正します。
逆にいつまで経っても成績が上がらない人は、アドバイスをしても
「でも、、、」
「だって、、、」
と言ってなかなかミスを修正しようとしません。
修正できたとしても、応用が効かない方法を選んでしまったりと遠回りになることが少なくありません。
アドバイスを聞かない人が全員成績が上がらないというわけではありませんが、謙虚な人で成績が全く上がらないという人はほとんど見たことがありませんね。
他人のせいにしない
模擬試験や定期テスト後に
「もっとあの単元の復習をしておくべきだった」
「今回は問題が難しかった」
といったコメントを良く聞きます。
どちらが志望校に合格できる人のコメントだと思いますか?
正解は、「もっとあの単元の復習をしておくべきだった」です。
簡単すぎましたか?💦
何を伝えたいかというと、「もっとあの単元の復習をしておくべきだった」というコメントは、「自分・私・僕」が主語です。
つまり、「自分が変わる」という、次の行動につながるコメントですね。
一方、「今回は問題が難しかった」というコメントの主語は「問題」ですので、問題を作った人でない限り変更の仕様がありませんね。
どんなに問題が難しくても、「自分が変わる」という意識をもって何事も
「じぶんごと」
として考えられる人は、必ずどんな問題からでも「学び」を得て成長していきます。
最後に
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではいつもどおり、重要なポイントをまとめていこうと思います。
志望校に合格できる生徒の3つの特徴は
⭕ 就寝時間が一定
⭕ アドバイスを素直に聞く
⭕ 他人のせいにせず、じぶんごと
でした。
今年から受験を迎える人も、来年以降に受験を迎える人も今のうちから上の3つの特徴を身につけられるよう行動していきましょう!
算数を甘くみてない?
こんにちは!
SCアカデミー塾長の齋藤です(^^)
今回は、
✅ これから中学生になる方
✅ 数学が苦手な方
✅ 数学が苦手なお子さんの親御さん
に向けたお話をしていこうと思います。
小学6年生であればちょうど中学1年生に上がる大切な時期です。
また、中学生でも春休み期間は、今までの苦手を克服する絶好のチャンスです。
今回のお話を読んで、ちょっとでも苦手を克服できるよう行動してみましょう!
算数わかってますか?
数学が苦手は人は、算数も苦手なことが非常に多いです。
いきなりですが、これから出す4つの問題を見て
「うわ、これ今でもよくわかんないんだよね」
と思った人は、算数を復習する必要があります。
問題1
+
問題2
問題3
12kmの道のりを車で走ったとき、15分かかった。このときの車の速度は時速何kmか?
問題4
250人の32%は何人か?
どうですか?
解けましたか?
正解は上から順番に、
問題1:
問題2:0
問題3:時速48km
問題4:80人
です。
これらのうち1つでも間違えてしまったら、黄色信号です。
真っ先復習すべき算数の単元
さきほど解いてもらった問題は算数の中でも特に重要な4つの単元です。
そして、問題1〜4はそれぞれ下の4つの単元とつながっています。
❎ 分数計算(問題1)
❎ 四則計算(問題2)
❎ 速さ・時間・道のり(問題3)
❎ 割合(問題4)
これらの単元は、中学数学や高校数学で頻繁に出てきます。
そのため、これらの単元に不安があると、中学数学や高校数学で必ずつまずきます。
しかし、ただやみくもに復習を始めても効果的な復習ができないこともありますので、単元ごとに復習のポイントを説明していこうと思います。
分数計算
分数計算を苦手とする多くの人はたいてい
✅ 約分
でつまずいています。
よくあるミスが、
+=
のように「分母と分母」「分子と分子」の足し算や引き算を行ってしまうことです。
分数は
分母をそろえないと足したり引いたりできない
という絶対ルールがあるとおいうことをしっかりと覚えておいてください。
また、掛け算や割り算でもルールがあります。
分数の割り算では、
割り算を掛け算に直して、割り算の記号の後ろの分数は逆数にする
というルールがあります。
復習の際にはこれらのルールをしっかりと意識して復習を行ってくださいね!
四則計算
これは分数計算とカブる部分があるのですが、いちばん大事なのは
✅ 正しい順序で計算を行う
ということです。
基本的には、
①()の中身を計算する
②×、÷の計算をする
③+、-の計算をする
という順序で計算を進めていきます。
これを意識するだけで計算の順序ははっきりしますので、まずこのルールを覚えた上で問題練習を積みましょう。
速さ・時間・道のり
これはさきほどあげた4つの単元の中でもかなり苦手な人の割合が多い単元です。
本質を完璧に理解する必要はありませんが、
「速さ」=「道のり」÷「時間」
「道のり」=「速さ」×「時間」
「時間」=「道のり」÷「速さ」
はスムーズに変換できるようにしておきましょう。
✅「み・は・じ(は・じ・き)」
を使うのも手ですね!
割合
これは最も身近な算数だと思います。
夕方スーパーに行ってみると、「10%引き」のような値引きシールが貼ってある商品を見たことはありますよね!
でも、苦手な人が非常に多い。
細かな説明は省きますが、
〇〇の30%を求めるには「〇〇に0.3をかける」
というように、四則計算や分数計算と同じようにルールを覚えましょう。
もちろん、これだけで割合計算が完璧になるわけではありませんが、「どういうときに何をかけるのか」をしっかりと覚えて練習を積みましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回もいつどおり重要なポイントをまとめていこうと思います。
大事なポイントはずばり、
数学が苦手で算数に不安があるなら、
❎ 分数計算
❎ 四則計算
❎ 速さ・時間・道のり
❎ 割合
これら4つの単元を真っ先に復習する。
ということです。
新学期まで時間の余裕のある今こそ、しっかりと苦手の復習をして、少しでも不安がない状態で新学期を向かえましょう!
勉強の”センス”の正体
こんにちは!
SCアカデミー塾長の齋藤です(^^)
今回は高校受験や大学受験で偏差値60以上を目指すような人向けのお話です。
わたしは難関校を受験しないから関係ないよ〜
という方も
だけは誰にでも関係する内容なので、ちょっとだけ覗いてみてくださいね!
勉強ができるかどうかは”センス”で決まるの?
皆さんは”センス”と聞くと何をイメージしますか?
おそらく大抵の方は、
✅ 生まれつきの才能のようなもの
というイメージを持たれるのではないでしょうか?
実際に勉強の場面でも、全く勉強していないように見えるクラスのお友達が涼しい表情でむずかしい問題をさらさらと解いているのを見ると、
「あの人はセンスがあるから自分とは別ものだ」
と感じてしまいますよね。
でも、全く勉強していないように見えるお友達は本当に全く勉強していないのでしょうか?
そして、”センス”とは生まれつきのものなのでしょうか?
”センス”の正体は知識
先に結論を言ってしまうと、
”センス”の源は知識
です。
つまり、むずかしい問題が解けないのは才能のせいではなく、ただ単に「知識不足」が原因です。
むずかしい問題というのは、単純にいくつもの知識にまたがっていて、今までの知識から推測をしなければならないものです。
そのため、むずかしい問題を解くには推測が必要で、その推測には「知識」が必要なんですね。
センスの正しい意味
センスの正体は「知識」だということが前章でわかってもらえたかと思います。
ただ、センスが知識だということはわかったけど、いまいちピンとこないという人もいると思います。
そこで、「センス」というコトバの意味をはっきりと定義しておこうと思います。
”センス”とは
「過去の知識に基づいて未知のものに対して予測をすること」
だと思ってください。
よくわからない、という方は
✅ 知識なしでは正しい推測はできない
ということだけ覚えておいてください。
センスを身につける方法
ここまでさんざんセンスの正体や意味についてお話してきましたが、ここからは
具体的にどうやってセンスを身につけるのか?
ということについてお話していきます。
以下の3つの方法を上から順に実践していってくださいね。
王道の定番問題をマスターする
センスを身につける第一歩として、まずは王道の定番問題をマスターすることが最も重要です。
定番問題というのは入試で毎年出題されるような問題です。
高校数学であれば、チャートや基礎問題精講などの参考書に掲載されている問題のことです。
センスを身につけるんだから、変わった問題を解く方が近道じゃないの?
と言われそうですが、決してそうではありません。
普通・標準がわからなければ、そもそも正しい推測ができません。
ですので、まずはは王道の定番問題をマスターするということから始めましょう。
ただ一点注意しておきたいのが、「王道=簡単」ではないということです。
教科書の例題などが全くわからない人は、まずは教科書レベルをマスターするところから始めてくださいね。
王道から外れたやや難しめの問題に挑戦する
王道の問題を参考書を使って一通りマスターできたら、
目を通してみて少しむずかしそうと感じる問題集や
「全国入試問題正解」のような王道からやや外れた問題も掲載されている問題集
をやってみましょう。
王道からやや外れた問題に触れることで、知識の幅を広げることができます。
王道と王道から外れた問題の共通点を探す
王道と王道から外れた問題との共通点を探す作業は、始めのうちはかなり大変だと思います。
しかし、これを根気強く行うことで未知の問題に対して、すでにもっている知識との共通点を見つけることができ、解答への糸口を導き出しやすくなります。
ここまできたら、だいぶセンスが身についていると思いますよ!
最後に
いかがだったでしょうか。
今回はややハイレベルはお話でしたね。
では、いつもどおりに大事なことをまとめていこうと思います。
今回大事な内容は
✅ センスの源は知識
✅ センスを身につけるには
①王道の問題
②王道から外れた問題
③王道の問題と王道から外れた問題との共通点を探す
という順序で勉強をする
ということでした。
難関校に進学したいという方はぜひ試してみてくださいね!
テストで時間切れ!?原因は〇〇だった
こんにちは!
SCアカデミー塾長の齋藤です。
いきなりですが、テストを受け終わった後に
「もうちょっと時間があれば全部解けたのに」
という経験をしたことはありますか?
僕はあります^^;
しっかり対策したはずなのに時間が足りず、最後の問題までたどり着けず悔しい思いをしました。
さて、今回は
テストで時間切れになってしまう原因
時間切れいならないための対策
の2点についてお話していこうと思います。
テストに不可欠なふたつの力
まずテストで得点をとるにはこの公式を押さえておく必要があります。
(テストの得点)=(正確に解答する力)×(速く問題を処理する力)×100
「なんか難しそうな公式が出てきたな」と思われた方
公式の意味とそれぞれの要素について、これからしっかりと噛み砕いて説明していくので安心してください(^^)
公式の意味
上で紹介した
(テストの得点)=(正確に解答する力)×(速く問題を処理する力)×100
という公式は、
✅ 正確に解答する力
✅ 速く問題を処理する力
がそれぞれ掛け算でつながっています。
実はこれが非常に大切なポイントです。
掛け算にはどちらか一方だけが良くても、もう一方が低ければ全体的に低くなってしまうという性質があります。
イメージしにくい方は下の例を見てみてください。
制限時間が1時間で60問の問題が出題されるテストがあります。
AくんとBくんの2人がテストを受けます。
【Aくん】
・1分間に1問解答できる
➡速く問題を処理する力:100%
【Bくん】
・2分間に1問解答できる
➡速く問題を処理する力:50%
この2人は「解いた問題はすべて正解できる」=「正確に解答する力:100%」とします。
結果はどうなるでしょうか?
【結果】
Aくん:100点
Bくん:50点
どちらも正確に解答する力は同じで「100%」でしたが、得点が大きく開きましたね。
つまり、Aくんのように
✅ 正確に解答する力
✅ 速く問題を処理する力
の両方がしっかりと揃っていないと良い点数をとることはできないということです。
では、次の章でそれぞれの力の伸ばし方を簡単に説明していきます。
正確に解答する力
正確に解答する力は、
①問題の解き方や仕組みを理解する
⬇
②理解した解き方で練習する
⬇
【ゴール】解答を見ずに解ける
というプロセスを踏むことで身につきます。
「①問題の解き方や仕組みを理解する」の段階で「問題を解けるようになった」と錯覚してしまう方が非常に多いです。
塾に相談に来られる生徒の大半はこの①の段階で満足してしまっています。
いやー、とにかくほんとに多いです(泣)
✅ 解答を見ずに解ける
この段階までは絶対に勉強をやめてしまってはダメです。
この段階までこないとできるようになってないですからね!
速く問題を処理する力
この力を意識して伸ばそうをしている方はかなり少ないと思います。
この力は、
✅ 制限時間を設けて問題を解く
という練習をしてはじめて身につきます。
とはいえ、問題を解ける状態になっていないとこの練習をしてもあまり効果的ではないです。
ですので、まずは正確に問題を解けるようにしましょうね。
ちなみに、これは「正確に解答する力」に比べて個人差が出やすいです。
なかなかできるようにならなくても焦る必要はありません。
何度も練習を積み重ねていけば確実に速く処理できるようになりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
テストが終わったばかりの方は思い当たるフシがかなりあるのではないでしょうか?
保護者の方もお子様のテストの結果が思わしくない場合は、
✅ 正確に解答する力
✅ 速く問題を処理する力
を意識してテスト対策ができていたかどうか確認してみてください。
さて、いつもの通り最後に重要なポイントをまとめていこうと思います!
重要なポイントはたった1つ、
(テストの得点)=(正確に解答する力)×(速く問題を処理する力)×100
という公式をしっかりと意識してテスト対策をするということです。
ちなみに、この公式はテスト後の振り返りにも使えます。
どの要素がかけていたのか?を考えるとより正確に原因分析を行うことができますよ。
各要素については、
をご参照ください!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます(^^)
次回もしっかりとみなさまの勉強に役立つ内容をお伝えしていきますので、楽しみにしていてくださいね!
姿勢が悪いと成績が悪くなるってホント?
こんにちは!
SCアカデミーの齋藤です(^^)
今回は勉強と非常に関係の深い姿勢についてお話していこうと思います。
こんな姿勢で勉強してない?
勉強をしているときの姿勢って意識していますか?
「姿勢なんて意識してないよ」
という方が大半だと思います。
では、ちょっと思い出してみてください。もしくは、特に意識せずに机に向かって見てください。
勉強しているとき、机にむかっているとき、あなたはどんな姿勢をしていますか?
次の3つに当てはまってしまった人は危険信号です💦
背中が曲がって前のめり姿勢に
こんな姿勢になってはいませんか?
前のめりになることで肺が圧迫されて、肺が十分に酸素を取り込めなくなります。
そのため、
脳に十分に酸素が行き渡らなくなり
集中力が低下してしまいます。
更に、ノートやテキストと目の距離が近いと、目の疲労にも繋がります。
脳がうまく機能せず、目も疲れる。
悪いことばかりですね。
頬杖をつく
これも非常に良くないです。
前のめり姿勢につながったり、背骨が曲がったり。
眠くなる原因にもなります。
床に直接座る
これは姿勢ではないのですが、椅子に座るよりも床に直接座る方が骨盤が不安定になりやすいです。
骨盤が不安定になるということは姿勢が崩れやすいということ。
また、腰が曲がった姿勢になりやすく、腰に負担がかかることも多いです。
骨盤を起こして姿勢を良くする
悪い姿勢については十分理解できたと思います。
では、正しい姿勢とはなんなのか、
それは、
骨盤をグイっと起こして、背筋をピンっと伸ばした姿勢
です。
ここで、
「よしわかった!早速意識してみよう!」
と思って画面を閉じようとしているあなた。
ちょっとまってください。
ここで、「正しい姿勢を意識しましょう!」で終わりならこのブログを書いた意味がありません。
90%以上の方が1週間後には姿勢を正そうという意識すらなくなっていると思います。
続けられなければ意味がないので、
✅ 正しい姿勢を継続する
ためのポイントを次の章で2つ紹介したいと思います。
自分にあった椅子を見つける
毎回毎回、骨盤起こすなんて面倒!
というのが普通だと思います。
それなら椅子にちょっとだけ頼っちゃいましょう(笑)
深く腰掛けるとちょうど腰のあたりにクッションがあたる。
お尻ではなく腰か腰のやや上の部分です。
そんな椅子を選んでみると深く腰掛けるだけで自然と良い姿勢に近づきます。
ちなみに、座ったときに足の裏全体が床にぴったりとつかないような椅子はかえって姿勢を悪くするので、選ばないでくださいね。
姿勢を定期的にチェックしてもらう
以前のブロクでも書きましたが、誰かに頼ることはものごとを継続する上で最も大事です。
どんなに椅子や意志に頼っても楽な姿勢へと自然と姿勢を崩してしまうものです。
しかも無意識に。
ですので、お母さんでもお父さんでも先生でも、誰でも構いませんので、
「姿勢が崩れてるのを見つけたら教えて!」
と伝え、姿勢が崩れていたら指摘してもらえる環境を作りましょう。
保護者の方は、お子様の姿勢が崩れているのを見かけたらあまりしつこく注意しずぎずに、
「お茶入れたからこっちに来てちょっと休憩しようか?」
などお子様に一度、席を立たせてリフレッシュさせることをしてみると、長期的に良い姿勢を継続してもらいやすくなると思います。
まとめ
では、最後にいつもどおり重要なポイントをまとめていこうと思います。
今回の重要ポイントは3つ!
⭕ 骨盤をグイっと起こして、背筋をピンっと伸ばした姿勢で勉強をする
⭕ 正しい姿勢を保ちやすい椅子を選ぶ
⭕ 姿勢を誰かにチェックしてもらう
早速今日から実践して、「勉強がはかどる!」を継続していきましょう!
それ、ゲーム障害かもしれないです。
こんにちは!
SCアカデミー塾長の齋藤です(^^)
今回は塾内アンケートでかなり多かった、「ゲーム」に関するお悩み解決を手助けする内容になっています。
記事の内容は、
著書「ゲーム依存からわが子を守る本」(大和出版)
を参考に書いています。
「ウチの子、家だゲームばっかり」
「スマホばっかりで会話が減った」
「よく体調を崩すようになった」
など、いろいろなお悩みがあるかと思いますので、少しでも解決できればと思っています!
ゲームに依存するのはだらしないから?
お子様がゲームばっかりしていると、
❎ だらしない
❎ 怠けている
と思ってしまいがちですよね。
もちろん、勉強が面倒だからゲームに逃げているということはあると思います。
しかし、中にはもっと別の原因があってゲームにはまってしまっているお子様もいるかもしれません。
年々増えてきている「ゲーム障害」
ゲーム障害ってご存知ですか?
ゲーム障害とは、
オンラインゲームなどのやりすぎで健康を損なったり、生活に支障をきたす症状
のことです。
そして、この「ゲーム障害」には以下の特徴が挙げられます。
①ゲームをする時間や頻度を自分でコントロールできない
②日常生活のどんなやるべきことよりもゲームを優先してしまう
③悪影響が出ているのにゲームをやめられない、あるいはエスカレートする
⬇
①〜④の状態が12ヶ月以上続いている。
そして、このゲーム症のこどもやゲーム依存傾向のこどもの人数は年々増えてきており、2017年厚生労働省研究班によると
約93万人もの中高生が
この傾向にあるということがわかっています。
日本全国の中高生の人数が600〜700万人程ですので、6〜7人に一人はオンラインゲームなどのゲームに依存傾向にあるといえますね。
ゲーム障害の原因は?
ゲーム障害になってしまう、あるいはゲーム依存の傾向に陥ってしまう原因は
☑孤独感
☑不安
☑自己否定感
などが影響しているためだと考えられています。
もう少し、孤独感や不安、自己否定感を掘り下げてみると、主に以下の3つの要因が関係しているようです。
1,その人自身のもともとの特性
☑がんばりやさんで真面目
☑悩みごとの相談が下手
☑他人とのコミュニケーションが苦手
など。
こういった特性が影響してゲーム依存に陥りやすくなってしまことがあるようです。
2,学校や家での孤立感
☑自信を喪失する出来事があった
☑過去に何かしらのトラウマがある
☑被害者感情を持っている
など。
ゲームに走りやすくなる環境があるようです。
3,ゲーム自体の魅力
☑ゲームが最も手近な娯楽
☑ゲームがもつ継続させる仕掛け
☑オンライン上に友人がいる
など。
ゲームは手軽な上に、はまってしまいやすい様々な仕掛けが用意されていますよね。
対処を誤ると更に悪化する?
ここで「ゲームは悪だから取り上げてしまえばいいのでは?」
と思われる方もいるかと思います。
しかし、無理にゲームを取り上げてしまうと
「ゲーム依存」が更に悪化する
という自体に陥ってしまうことがあります。
厄介ですね、、、。
では、どのように対処していけばよいのでしょうか?
ゲーム以外の依存先を見つける
ゲームに依存しているときは、ゲームが心の支えになっている場合が多いです。
ただ、ゲームが心の支えになること自体は決して悪いことではないです。
むしろ、心の支えゲームだけになってしまっていることに問題があります。
そのため、
✅ ゲーム以外の別の依存先
を見つけてあげることが大切です。
とはいえ、こどもがゲームに依存している状態から勝手に別の依存先を見つけるというのはむずかしいです。
だからと言って、親が勝手に別の依存先を決めるのも効果的でなないでしょう。
まずは、こどもが自然と別の依存先を見つけることができるような環境づくりをしてあげることが大事なようです。
専門機関に相談してみる
こどものゲームのことで相談なんて大げさ
と思われるかもしれません。
しかし、全国で約93万人もの中高生がゲーム依存傾向にある今、お子様のゲームに関するお悩みは決して大げさではありません。
様々な相談窓口が用意されているようですので、一度相談窓口へ連絡してみると良いかもしれません。
以下に主なネットゲーム依存の相談先を書いておきますので、参考にしていただければと思います。
最後に
上記の対処法は
書籍「ゲーム依存からわが子を守る本」
からほんの一部を参考に取り上げました。
より詳しい情報をお知りになりたいという方はぜひ、「ゲーム依存からわが子を守る本」を手にとってみてください。
今回の内容を読んで「ゲームが良くないこと」というように思われた方もいるかもいるかも知れません。
ただ、ゲーム自体は決して悪いものではありません。
うまく付き合っていけば
✅ ストレス解消や
✅ 処理能力向上など
につながるという良い側面もたくさんあります。
ゲーム自体を否定するのではなく、ゲームとの付き合い方に目を向けていただだければと思っています。
では、いつもの通り大事な部分をまとめていこうと思います。
ゲーム依存を解消するには
✅ ゲーム以外の依存先を見つける
✅ 困ったら専門機関に相談する
ということが大切でしたね。
ゲーム依存は一朝一夕で改善するものではありませんが、是非参考にしていただければ嬉しいです。
高校入試は中学入学から始まっている!?
こんにちは!
SCアカデミー塾長の齋藤です(^^)
今回は、中学生の皆さんやその保護者の皆さんが
✅ 知らないと損をしてしまう
とっても大切なお話をしていこうと思います。
内申点が入試を有利にする?
内申点ということばは、おそらくほとんどの人が耳にしたことはあると思います。
ただ、内申点が
どう入試に反映されるのか?
というところまで詳しく知っている人は多くないと思います。
詳しい説明は後ほどしますが、簡単に説明すると内申点とは
✅ 貯金
のようなものです。
そもそも内申ってなに?
学期末や長期休業前に先生から「学習の記録」という冊子が返されると思います。
その学習の記録に記載されている科目毎の成績が「内申点」になり、高校入試の合否判定の資料になります。
そして、対象となる教科は
英語、数学、国語、理科、社会
音楽、美術、保健体育、技術・家庭
の9科目です。
それぞれの教科が学年ごとで5段階で評価されます。
ちょっと分かりにくいと思いますので、表にしてみます。
表のように3年間の積み重ねで得点化されます。
例えば中学1年生から3年生までずっとすべての評価が4だとします。
そうすると
・中学1年生:36点
・中学2年生:36点
・中学3年生:36点
➡合計:108点
となります。
ちなみに、定期テストの結果だけではなく、
☑学級活動
☑生徒会活動
☑学校行事での活動状況
☑取得した資格
☑部活動
なども評価の対象になりますよ。
内申点が貯金という理由
ブログのはじめの方で「内申点は貯金」というお話をしましたが、ここでしっかりと理由を説明していこうと思います。
S高校の普通科は内申点と学力検査の得点比率が「3:7」です。
2人の志望者を例に考えていきます。
内申点108点のA子さんの場合
A子さんは、S高校を志望する中学3年生です。
A子さんの内申点は108点です。
S高校の内申点と学力検査の得点比率は3:7なので、試験時には内申点は300点に換算されます。
そのため、図のように内申点は240点になります。
内申点81点のB男くんの場合
B男くんもS高校を志望する中学3年生です。
B男くんの内申点はA子さんと違い、81点です。
A子さんと同じように内申点を300点換算してみます。
そうすると、図のように内申点は180点になります。
学力検査前の得点差が60点!?
上記の例のように、2人の得点差は60点です。
学力検査前にすでに60点もの差が開いています💦
では、B男くんが60点を挽回するにはどのくらい点数を取らなくてはならないかを見てみましょう。
学力検査は500点満点ですが、採点時には700点に換算されます。
つまり、学力検査時の得点が1.4倍になります。
そのため、60点を挽回するには、学力検査本番で
43点を取らなければいけない
ということになります。
具体的に43点はどれくらいかというと
数学では、大問1と2
英語では、大問1と3
国語では、大問2と3
・
・
・
というように、大問まるまる2つ分くらい得点を積み重ねなければなりません。
これって、かなり大変ですよね。
同じくらいの実力の生徒が集まっている中で、43点分の挽回はかなりキツい、、、。
試験を受けるのは2人だけではないので、実際に43点を挽回する必要があるかは状況によりますが^^;
内申点を貯金しよう
A子さんとB男くんの例で、以下に内申点を稼いでおくことが大切かを理解していただけたかと思います。
では、内申を貯金していくには具体的にどうすれば良いかをお話します。
それはずばり、、
✅ 定期テストの点数を取る
✅ 課題を期限までに提出する
✅ 授業態度を良くする
ことです!
これら3つに気をつけて学校生活をおくっていれば大丈夫です。
もちろん、校長先生に呼び出されたりするようなことをしないというのは大前提ですよ^^;
他にも多少ありますが、基本はこの3つを押さえてください。
とはいえ、決してこれが簡単ではないんですよね(泣)
ただ、気を付ける点がわかってしまえば、しっかりとこの3つに力を入れていくことができますね!
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今回は今までと違い、保護者様の要望が多かった「入試の制度」についてお話をさせていただきました。
では、いつもどおり要点をおさらいしていこうと思います。
今回覚えていただきたいポイントは
✅ 内申点は中1からの準備が大切
内申を上げるには、
✅ 定期テストの点数を取る
✅ 課題を期限までに提出する
✅ 授業態度を良くする
です!
まだ受験学年ではないから、、、
と安心するのではなく、今から受験学年に向けて準備をしていきましょう!
では、また次回のブログで(^_^)/